日本アロマケア協会(JACA)理事・メディカルケアアロマスクール(MCAS)メインディレクターとして忙しく活躍しておられ、生徒やクライアントのファンも多いHARUMI先生。
アロマとの出会いや、この仕事の原動力になっているもの、JACA設立の目的や今後の活動についてお聞きしました。
HARUMI先生のアロマとの出会いを教えてください。

私がアロマテラピーに出会ったのは、20代終わりごろ…かれこれ20年になりますね。
ちょうど家族が心身の不調を抱えていたので何とか助けになりたいと思うことがきっかけで、まずはハーブに興味を持って調べるようになったんです。既存の西洋医学だけでは根本的な解決にはならない、と考えていたので…。
ポルトガル語関係の仕事をしていたので、ブラジル産プロポリスなどを初め、アマゾンハーブを家族に試したところ、体調不良やうつ症状が改善されたので自然療法に対する信頼が深まっていきました。そんなころにエッセンシャルオイルとの出会いがあったんです。
ちょうど家族が心身の不調を抱えていたので何とか助けになりたいと思うことがきっかけで、まずはハーブに興味を持って調べるようになったんです。既存の西洋医学だけでは根本的な解決にはならない、と考えていたので…。
ポルトガル語関係の仕事をしていたので、ブラジル産プロポリスなどを初め、アマゾンハーブを家族に試したところ、体調不良やうつ症状が改善されたので自然療法に対する信頼が深まっていきました。そんなころにエッセンシャルオイルとの出会いがあったんです。
YoungLiving創始者ヤング先生のスペシャルレッスンに参加されたのが出会いとお聞きしたのですが、受けてみていかがでしたか?
そうなんです。「ハーブを使っているならアロマも興味あるんじゃない?」とYoungLivingの創始者ヤング先生によるスペシャルレッスンに声をかけていただきました。アメリカのユタで行われた8日間のレッスンで、実際にYoungLivingの農場やクリニックの見学をしたり、一日中徹底的に理論や実技を教えてもらい、ヤング先生のエッセンシャルオイルに対する情熱と信頼を直に感じました。
特に印象深かったのは、JACAの講座にも取り入れている、背骨に数種類のアロマを垂らす「レインドロップ」という施術を学んだ時のことですね。施術の晩は自分の身体と脳にアロマが作用して、もうハッピーでたまらない状態だったんです。ベッドの上でずっと飛び跳ねていたいくらいの幸せというか多幸感でいっぱいで。翌日も睡眠不足なのにものすごく元気だったので、アロマが直接作用するとこんなパワフルなんだ! と実感した瞬間でした。
特に印象深かったのは、JACAの講座にも取り入れている、背骨に数種類のアロマを垂らす「レインドロップ」という施術を学んだ時のことですね。施術の晩は自分の身体と脳にアロマが作用して、もうハッピーでたまらない状態だったんです。ベッドの上でずっと飛び跳ねていたいくらいの幸せというか多幸感でいっぱいで。翌日も睡眠不足なのにものすごく元気だったので、アロマが直接作用するとこんなパワフルなんだ! と実感した瞬間でした。
実際に本物のアロマを体験して実感されたんですね。

「...これはものすごいものを見つけたぞ!」という衝撃でした。 私は元々アロマの”香り”に興味があったわけではなく、”植物のパワー”が欲しかったんです。ハーブの力もよく知っていましたが、ハーブや漢方は収穫して乾燥させた、いわば「死ぬ間際の植物の凝縮されたパワー」。でもアロマは収穫したばかりの生命力を瓶にギュッと閉じ込めています。生きている植物のパワフルな生命力に衝撃を受けたという訳です。
帰国してから家族に試すとどんどん元気になりました。その後、家族のがん、慢性疾患、メンタルの問題などなど、アロマで改善されていくのを目の当たりにして益々信頼が強まり、理論は後から付いて来たという感じでした。
前述のスペシャルレッスンの参加者には、鍼灸の先生、中国医、ハーブの研究者という方たちがいて、日本でアロマ同好会を立ち上げられたので、アロマ初心者の私もちょくちょく研究会に参加させてもらいました。
当時日本にあるアロマといえばリラクゼーション目的のものがほとんどだったので、”メディカルグレードの本物のアロマの力を伝えたい!” と思い、そこで設立されたアロマ協会でインストラクターとして教えるようになりました。
帰国してから家族に試すとどんどん元気になりました。その後、家族のがん、慢性疾患、メンタルの問題などなど、アロマで改善されていくのを目の当たりにして益々信頼が強まり、理論は後から付いて来たという感じでした。
前述のスペシャルレッスンの参加者には、鍼灸の先生、中国医、ハーブの研究者という方たちがいて、日本でアロマ同好会を立ち上げられたので、アロマ初心者の私もちょくちょく研究会に参加させてもらいました。
当時日本にあるアロマといえばリラクゼーション目的のものがほとんどだったので、”メディカルグレードの本物のアロマの力を伝えたい!” と思い、そこで設立されたアロマ協会でインストラクターとして教えるようになりました。
そこからずっとアロマに携わって来られたのですね。 HARUMI先生がこの仕事をしていて楽しい! と思えるのはどんな瞬間ですか?

講座を受けて、生徒さんたちが、「そうだったのか!」「びっくりです!」「凄いですね!」と感動・感激してくれることが一番嬉しいですね! 目を輝かせてアロマの素晴らしさに気づいてくれることが、私の原動力になっていると思います。
例えば最近だと、ご自身のお母さまが介護施設に入られたクライアントさんがおられるのですが、コロナ禍で家族でもほとんど直接は会えなくなりました。ボディーワーカーの方なら健康維持のために入れるということで、「それなら自分が介護アロマを習って母を癒してあげたい」とアロマの理論と座位の実技を初めて学ばれたんです。それまで10年くらいアロマにお世話になってきたけど「だからアロマはすごかったんですね!」と感激されて…。
経験先行型でアロマの素晴らしさを自分で体験した後に理論を学ぶ方の感動をみると、また同じように感動しますね。
例えば最近だと、ご自身のお母さまが介護施設に入られたクライアントさんがおられるのですが、コロナ禍で家族でもほとんど直接は会えなくなりました。ボディーワーカーの方なら健康維持のために入れるということで、「それなら自分が介護アロマを習って母を癒してあげたい」とアロマの理論と座位の実技を初めて学ばれたんです。それまで10年くらいアロマにお世話になってきたけど「だからアロマはすごかったんですね!」と感激されて…。
経験先行型でアロマの素晴らしさを自分で体験した後に理論を学ぶ方の感動をみると、また同じように感動しますね。
アロマの力に感動してもらえることが原動力なんですね。 ところでJACAはどのような経緯で設立されたのですか?

以前に所属していた協会で働いていく中でずっと悩んでいたのが、生徒たちが資格を取得してもなかなか仕事に結びつけることが出来ない、という現実でした。資格制度は自分の自信になり、レベルを見極めるためにも大切ですが、資格を取っただけでは仕事に繋がりません。
また、卒業生たちを大手のアロマトリートメント会社に紹介して就職できたとしても、せっかく学んだメディカルアロマの施術方法が、その会社の方向性と違って全く生かせていないことも多々ありました。せっかく学んだ素晴らしいメディカルオイルの活用方法も、結局埋もれてしまいます。
私も素人でしたがアロマへの熱い想いがあり、学んだことを周りに伝えていったことで仕事に繋がっていきました。ですからメディカルグレードのアロマってすごい! と情熱をもって活動したい方が仕事として成立するようなフォロー体制を作りたいという思いで立ち上げました。
また、卒業生たちを大手のアロマトリートメント会社に紹介して就職できたとしても、せっかく学んだメディカルアロマの施術方法が、その会社の方向性と違って全く生かせていないことも多々ありました。せっかく学んだ素晴らしいメディカルオイルの活用方法も、結局埋もれてしまいます。
私も素人でしたがアロマへの熱い想いがあり、学んだことを周りに伝えていったことで仕事に繋がっていきました。ですからメディカルグレードのアロマってすごい! と情熱をもって活動したい方が仕事として成立するようなフォロー体制を作りたいという思いで立ち上げました。
なるほど。卒業生のバックアップのためにJACAを設立されたのですね。 JACAが大切にしていることや他のスクールとの違いなどがあれば教えていただけますか?

私たちJACAが大切にしていることが大きく分けて2つあります。
①常に技術を復習できる体制
せっかく良い技術を学んだとしても、時間が経つと自己流になったり忘れてしまいます。卒業後、『JACAビジネス会員』になると、理論・実技ともに何度でも無料で講座に参加することができるため、半永久的に復習することができます。経験を積んでいくとさらに上の技術や理論を学んでランクアップしていくことも可能です。
②卒業生がいつでも相談できるバックアップ体制
卒業生が実際にサロンや講座を開く場合に必要なフォロー体制も完備しています。具体的には サロンを開くための名刺やホームページの作成・インテリアの相談・営業の方法などのバックアップ制度もありますし、実際に施術した際の疑問にも一つ一つお答えしています。
JACAの卒業はあくまでもスタートライン。アロマの情熱を持って本気で頑張りたい人を支えて、 一緒に活動していきたい、というのが私たちJACAの願いです。
①常に技術を復習できる体制
せっかく良い技術を学んだとしても、時間が経つと自己流になったり忘れてしまいます。卒業後、『JACAビジネス会員』になると、理論・実技ともに何度でも無料で講座に参加することができるため、半永久的に復習することができます。経験を積んでいくとさらに上の技術や理論を学んでランクアップしていくことも可能です。
②卒業生がいつでも相談できるバックアップ体制
卒業生が実際にサロンや講座を開く場合に必要なフォロー体制も完備しています。具体的には サロンを開くための名刺やホームページの作成・インテリアの相談・営業の方法などのバックアップ制度もありますし、実際に施術した際の疑問にも一つ一つお答えしています。
JACAの卒業はあくまでもスタートライン。アロマの情熱を持って本気で頑張りたい人を支えて、 一緒に活動していきたい、というのが私たちJACAの願いです。
バックアップ体制があるのは卒業後の活動が安心ですね。 JACAが今後目指していること、取り組みたいことはありますか?
今は3人に1人が高齢者になる時代です。アロマの力は認知症改善にも実証されており、高齢者特有の不安解消にも大きな力を発揮します。
当初JACA設立の目的の一つに、病院や介護施設にアロマを取り入れてほしいという想いがあり、介護施設での施術体験や「医療従事者のための介護アロマ」の講座が好評でした。 しかし最近では身近な人や家族のためにアロマで癒してしてあげたい、という声が大きくなりました。そのため今年から一般の方向けに「家族のための介護アロマ」を開催予定にしています。3人に1人は高齢者で、もう1人は介護に関わる人の時代です。アロマテラピーを受ける人だけではなく、施術する人も、また周り全体が癒され、コミュニケーションにもなる介護アロマのニーズは今後ますます増えていくのではないか と思います。
当初JACA設立の目的の一つに、病院や介護施設にアロマを取り入れてほしいという想いがあり、介護施設での施術体験や「医療従事者のための介護アロマ」の講座が好評でした。 しかし最近では身近な人や家族のためにアロマで癒してしてあげたい、という声が大きくなりました。そのため今年から一般の方向けに「家族のための介護アロマ」を開催予定にしています。3人に1人は高齢者で、もう1人は介護に関わる人の時代です。アロマテラピーを受ける人だけではなく、施術する人も、また周り全体が癒され、コミュニケーションにもなる介護アロマのニーズは今後ますます増えていくのではないか と思います。